天野水族館追加公演、写真日記(後)。

雑音生活 ライヴ写真日記

天野水族館追加公演、写真日記(後)。

さて本番です。

1曲目「静寂」

この曲は、元々がピアノとチェロの構成なので、他の楽器が重なると静寂感が削がれて別物になってしまう感があって、ど頭3人編成でやらせて頂きました。

からのメンバー紹介しながらあとお二方の呼び込み。

ベース、平本陽一郎。

鍵盤、籠島裕昌。

ギター、平井武士。

ドラム、生田目勇司。

2曲目「ハイウェイ」

この曲を追加公演では2曲目に据えたくて、
レクチャー動画やMVを先にアップしてました。
みんな覚えてきてくれてありがとう。

チーム天野水族館のコーラスの完成度が高くなっていてびっくりでした。

3曲目「人魚」

ちなみにジュゴンやマナティは人魚の元だと言われてるけど、
それは海外の話で、
日本だとリュウグウノツカイが元だと言われているんだよね。
竜宮だしね。

明るいナンバーが2曲続いた後でこれが来るとは思うまい、
と3曲目に「絲とり」をセレクト。

窮屈なのに愛しくて、
もうちょっとこの輪で遊んでいたい、
という思いを何度も絡んでちぎれてどんどん狭くなったあやとりの糸に喩えた曲。

愛しいものは、自由と引き換えに手にする事もあるので、
窮屈さを感じないようにいるのは難しいと思っている。
麦さんが足元に横たわってるから、身体を折り曲げて、寝返りも打たずに寝ている自分の窮屈さに、容易に置き換えられる。

ここで、
なぜ平もっちゃんはSUSU(スースー)呼ばわりされているのかの説明タイムが来ました。

それはわたしが平もっちゃんのコントラバスを立てかける椅子に、
MINTIAが2つ並べて置いてあったのを本番中に発見してしまった事がきっかけです。ブログにも書いてあるので、名古屋公演のブログを見返してやってくださいね。

生ちゃんは平井さんLOVEです。LOVEゾッコンの勢いです。ずっと昔からそのことを良く存じ上げています。
じぇっとさんが運転する機材車の助手席、本気で嬉しかったに違いない(笑)
わたしは生ちゃんの一途な愛を、生暖かく見守ろうと思います。勇子ファイト!

5曲目「光る魚」

ずっとツアーで歌ってきたから、今日が終わるともうしばらく歌わないのか〜って気持ちが込み上げてきたよ。

6曲目「Jellyfish」

全体リハの音源を聴いて、
「1曲すごい鼻声のwww鼻つままれて歌ってたのかってぐらいのやつがあったねwww」
とライヴ当日の楽屋でじぇっとさんが言ってたのはこの曲じゃなかったのかなwwwアタシ自覚があるわwww

ピアニカ。こっちの濃いブルーは、柔らかめな曲向けにチューニングされています。

口尖らせた生ちゃん捕獲しました。

ちなみに、この衣装は、
クラゲみたいで、真珠みたいで、光る魚みたいだなと思って、追加公演用に用意してました。

7曲目「ライオン」

ツアーでやってきた曲の中で、もう一度聴きたいと思うのはどれかを選んでこちらに。

I love you so much
I love you, sorry
の繰り返しのところは、
幸せだった時間と、苦しかった時間が、
走馬灯のようにフラッシュバックするイメージ。
だから原曲はそれぞれ別録して、左右にパンが振られています。
真ん中から聞こえるものが、現在。

8曲目「1+1が2にならない」

これもきちんと演奏するのはなかなか久しぶりな気がします。

フォーク調にリアレンジして頂いてお送りしました。
めっちゃくちゃフォーク調合うなと感動した。

歌詞の、
「半分持ってって」
は、そんなの全部要らないって置いていかないでねって気持ちだったりはします。

潤いタイム。
もう、ステージに置いちゃえば?
という平井先生の許可があったので、
めっちゃ吸いました。
こんなに吸うとはわたしも思わなかったわ(笑)

いい笑顔だね。

好きなものは好きだと胸を張って公言した方がいいと心から思う。
本当に、それがどこかに繋がるかもしれないからね。

わたしはゲームが好きだから、
主題歌のお話が来た時、本当に本当に嬉しかったです。

どんな曲も、曲の中の主人公に自分がなりきるような気持ちで書いてる。
零の主題歌ほど、体力も精神力も削られながら曲を書くことなんてなかったけど(本来の自分には、経験としてもないものなので)
これらの曲を通してわたしに出会ってくれたみなさんに感謝です。

9曲目「聲」

あなたを決して忘れない、永遠に想ってる、
という曲にして欲しいとお願いされたのを、
拒否して出来たのがこの曲です。

亡くなった人を永遠に同じ大きさで想っていては、先に進めない。
残された方の、これから進んでいく人生を肯定する曲にしたい。
前を向いて行くことが、かえって苦しい時もある。

あと、人はそんなに簡単に、無二の存在だったものを忘れられないです。
姿形を忘れても、声を忘れても、その人との思い出を忘れても、もう二度と会えなくても、
自分の中に、その人との結晶が存在してる。

10曲目「ゼロの調律」

月蝕の仮面リマスター版発売のお祝いに、はじめて日本語バージョン歌わせて頂きました。
アコースティックバージョンにリアレンジした曲の中でも、
一番斬新で、ひたすら新鮮な気持ちで歌えた。

11曲目「翡翠」

かなり久しぶりだったな〜〜という記憶です。

つい先日、デビュー年が同じだった同期のロック系シンガーソングライターとSNSで繋がってね、
デビュー当時、同じ雑誌の新人枠に掲載されたり、
テレビ出演で同じ楽屋になったりしてきたから、もちろんお互い存在は知っていたし、
なんならお互いアルバム持ってたりするんだけど、
一時期同じレコーディングスタジオを利用してて、レコーディングエンジニアさんを介して、秘密裏に手紙の交換もした事があった、
他に類がない繋がり方をしてて、

その人が、キツかった過去のある時期に、
この曲が寄り添ってくれたと、最近教えてくれたんです。
ちょうど、手紙のやりとりをした後にリリースした曲だったと思うの。

「翡翠」
たったひとりの友達に向けて書いた曲だった。
だから、他の人の心に届くかさっぱりわからないままだったんだけど、
そうか、こんな近くで、共鳴してくれてた人がいたんだって、めちゃくちゃ嬉しくなって、

そんな気持ちでセレクトしました。

もう一度繋がれて、本当に嬉しい。

12曲目「Howling」

人と人が近づいて行くと、
ハウリング起こしそうになる事って、あるあるだと思うし、
それが近づいた証拠だとも思うんだけど、
今回のツアーを回っていて、
微かにハウリングを起こしそうな気配を感じた瞬間が少しあって、
あー、我々近づいたんだなって思えて嬉しかったです。

わたしの曲で、はたから見ると喧嘩してるように見えるシーンを差し込んでるのも、関係性の近さを示したいから。
この曲も、そうだね。

京都の配信アーカイヴを見て、
リアレンジされた方向性と歌声がちぐはぐしてるなと感じて、
ツアー後半から歌い方を一変させた思い出。
このアレンジ、とても好きです。

13曲目「青紫」
まさかここにこの曲来るとは思うまい、とここに据えました。

小山さん(カメラマン)に気付いてしまった生ちゃん。

青紫を最初にライヴで弾かせてもらった時から、
このアレンジの方向性が浮かんでてさ、
とじぇっとさんが言っておりました。

そう思った事を覚えてるのが凄すぎる。10年近く前なんじゃなかろうか。

めちゃくちゃかっこいいアレンジだったね。
歌ってて燃えました。

14曲目「真珠」

口を閉ざして海底に沈んでいた貝へ手を差し伸べてくれたのは、
スタッフでも、ミュージシャンでもなく、
10周年を目前に控えた頃に頂いた1通のファンレターでした。

真珠はそういう曲です。

みなさんは、わたしにもう一度空を見せようと、波を立ててくれたサカナの群れです。

唐突に、僕歌をはじめようと思って、って人生相談が飛び交ってて驚愕だったけど、

「スースーしたいの」
作詞作曲 天野月
編曲 籠島裕昌

夢が広がるね(笑)まかせてワタシこういうの得意よ(笑)

15曲目「たまねぎ」

生前に戸倉氏が、
ポニーキャニオンの担当さんに、
「すごいいい曲があるんですよ〜」って言ってくれたのがこの曲。
わたしもたまねぎ大好きです。

アマノの音楽隊ではオルガンだったんだけど、
今回のツアーはピアニカで演奏でした。
ハーモニカのようなピアニカ、最高でした。

16曲目「スイミー」

スイミーはいつどの編成のライヴで歌っても楽しい。
この曲を育ててくれたみなさん、ありがとう。

スイミー退社、おすすめします。

さて「鮫」の時間だよ。

客席に乱入してる写真たくさんあるんだけど、みんなの顔を隠すのがめちゃ大変なので、1枚だけ載せます。

18曲目「海のダイヤ」

わたしが一番好きな宝石は、ダイヤです。
わたしのウロボロスと、NAZEくんコラボの猫リングにも、プチダイヤを入れています。

アクセサリー類を人から貰うのが苦手なので(それをはめる自分はもっと嫌だ。ファンのみなさんがくださったものは普通に嬉しいんだけどな、おかしいな。笑)
一度もダイヤを貰った事がない。

形のあるものは失くすし壊すから、いつも要らないやって思ってしまう。
形のないものが綺麗なのはなぜだろうな、心にしか残らないからかな。

かなしいことにずっと例えたけど、
幸せなキラキラももちろんあるよね。

みなさんがキラキラしていますように。

本編ラスト「ビューティフル・デイズ」

わたしのアイデンティティを司るものは、
美しさです。

「それは美しいかどうか」で、わたしは自分の行動を制御している。

感情で誰かを傷付けること、
嫉妬心を抱くこと、
自分が受けた傷を見せつけようとすること、
保身のために人を騙すこと、
わたしにとって、それは「美しくない」に値します。
なぜなら、そこには強い自己愛が存在しているから。

人を傷つけるなという綺麗事が言いたいわけではないです。

傷つけるなら、
鮮やかに、理路整然と、太刀打ち出来ないほどの美しさで行いましょう、です(笑)

というわけで、
Beautifulという言葉、めちゃくちゃ好きです。
響きも綺麗なので、この言葉に「美しい」という意味を付けた人、天才です。

さて、籠島さんのお時間です。

おや、誰かが近づいてきました。

ローディーさんですね、何かを手に持っています。

ペンギンの被り物、とっても似合って、天野は満足です(籠島さん、毎度毎度ありがとうございます)

ちなみに「天野水族館」の腕章もしていただきました。
これは、名古屋に来てくださったファンの方が作ってくれたものです。
ナイス制作!ありがとう!

天野(ありがとうございました)

可愛いので、そのまま最後まで被っていただく事に。

アンコール「スナイパー」

コロナ後はじめて声出し解禁できたからね、
みんなで歌って帰ろうぜ。

そしてここからは会場限定ダブルアンコールのお時間です。

ダブルアンコール「ハイウェイ」

会場に来てくださった方の中で、この日を楽しみにしてたから今までのツアーの配信は見ていない、という方も少なくなかったので、

そりゃやりますよね、スースーのコーラス。

ユニゾンのコーラスなのに、なんで拳握っちゃうんだろうスースーwwwwwww

ほんと毎度毎度ゲラゲラ笑ってすみません。

今日のコーラスは何点?って自己採点を聞いたらかなりの高得点だったので、どこをつっこめばいいのか困惑している顔です。

去年の4月、
免許を取ったら、アコースティックツアーぐらいなら車でどこへでも行けるじゃないですか、そんなわたしになりたいって、そんな事を言ったと思うんだけど、
早々に叶えてしまったよ。

このツアーは、ミュージシャンのみなさんの優しさと、
来てくださったみなさんのおかげで出来ました。

今回のツアーは、アコースティックファーストツアーです。
セカンド、サード、やっていきたい。絶対やるぞ。

わたしは自分の25周年へ向かって舵を切り始めたところです。
応援してくださるみなさんに、少しでもお祭り感を感じてもらえる25周年にするために、新しいことにも果敢にトライして、頑張っていきます。

楽しすぎた追加公演を、ありがとうございました。

お見送りはペンギンでした。

天野水族館、でした。

撮影:小山幸佑

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