バスラ2022写真日記(後)

雑音生活 ライヴ写真日記

バスラ2022写真日記(後)

前回の続きです。

さて、開幕だよ。

昔は、この影アナもカンペを作ってたんだけど、
ここ数年はその時の気分で話します。
スラスラ話せてはいないと思うがな。

ステージIN。

1曲目「音叉」
このライヴの日程を決めた時からずっとこの曲ではじめるって決めてました。

わたしを調える音叉は君が持つ

最近マネージャーにもよく言われますが、
わたしは本当にこういう、
周りとの関係性、関係値によって、わたし自身から放たれるものが変わるぐらいの人間だなぁと思う。

ライヴは、生モノだから、
その日のその瞬間の同じ空間にいる、みなさんとしか奏でられないもの。
そんな気持ちでこれからも「音叉」を歌っていきたいなと思う。

お次は「鮫」よ。
これも最初っから決めてたよ、よく2曲目にやってきてるよ、みなさん忘れないで。

この配信カメラマンさんが、わたしのMV等でも撮影してくださっていた斉藤さんです。すっごく久しぶりだった。急遽駆けつけてくださって、ありがとうございました。

声出しNGって言った後で、
ライヴの声出しについて国から新しい指針が出てね、
NGにしちゃったけど、ごめんよ〜って思ってたら、
渋谷界隈はまだNGの指示を出してたみたいで、ほっとしました。

声が出せないなら、腕を使おうという事で、
手拍子や振り付けのある曲をセレクト。

「HATATOSE」

ひとりずつ、今日の演奏はこの人ですよって出来るパートを差し込んでくれるあたりが、アレンジャー山田DSP(大先輩)のニクイところです。

のぞむはここだよ。
冒頭のJJのセリフ、のぞむやる?やりたくなったらいつでも言ってね❤️

「恋」
この曲を通常のワンマンに入れたのはいつぶりだろうね〜。

Bメロの追っかけのところの振り付けは、
深呼吸 深呼吸(工藤静香/嵐を起こして)
エスパー エスパー(西城秀樹/ブーメラン)
ミステリー ミステリー(ピンクレディー/UFO)

なので、覚えておいてあげてね。
平成生まれのみなさんは、ぐぐってみてね。

朝に弱い質です、の後の泣きのギターソロのワシ。
センチメンタルな恋は卒業しなきゃって思いながら、なかなかダメな自分から脱却する事が出来ない主人公のかなしみを表現してみました。

「Love Dealer」
これも通常ワンマンに入れるのはかなりの久しぶりなのではないかな。

久しぶりすぎて、MV見返しました。

当時から思ってはいたけど、
歳を重ねると、この振り付けと曲調から漂う昭和歌謡感が半端ないなと改めて思ってですね、
昭和のアイドルのセクシーさを表現しようと思いながら歌ってました。(昭和のアイドルって、すごいセクシーじゃない?)

けんちゃんもセクシー。

MC「すっごい暑くない?」

って言ったら、楽屋からサーキュレーターを持ってきてくれたよ、ありがとう(嬉しそう)

次は、人間と人間外モチーフの歌シリーズ。

「ナマケモノ」

動物やら植物やら、機械やらに自分の気持ちを表現してもらったり、
相手を動物に例える事が多いけど、
それは、人間以外の方が、純粋な気がしているからなんだよね。

紡ぐ言葉も、言葉に置き換える気持ちも、矛盾なく真っ直ぐになる感覚がいつもある。

人間は、言葉と裏腹な部分があったり、
大事なところを隠してしまう愛しさがあったりなので、
それはそれで面白いんだけど。

「刺青」
わたしは昔から猫のような人が好きなんだけど、
人間のような猫と出会えてちょう幸せです(笑)

「刺青」で表現したいのは、わたし的には「いなくなったかなしみ」ではないんだよね。
今もどこかで幸せにやっていますようにっていう祈りに近い。

「CRITICAL ERROR」

花たんに提供させて頂いた曲だけど、
わたしはこの曲が大好き。
感情をぶちまける事なく、ひたすらに情景描写と状況説明を書き連ねた歌詞も、とても満足しています。
だって機械だから、感情ってものをよく分かってないじゃないですか、みたいなね。

大好きなのに、花たんが歌う事を想定して作っているから、歌うのめちゃ難しい。
わたしの曲の中で、絶対に一番難しい。

温カイノハ 君ノセイダ

MC「すずやか〜」

メンバー紹介、謙多郎。

ワンコ。

北村望。

「Starting Over」

「Daisy」

「ビューティフル・デイズ」

この曲のアレンジをお願いした時に、
もう二度と交わる事がない人へ向けた曲だけど、
そこには亡くなった人も含まれます、と伝えていました。

だから年々、歌詞の中の「君」が増えていくんだろうな。
みんな長生きしてくださいね。

「ZERO」

あらぶっている写真しかない。

今日は「日曜日」

「キラーエイプ」

そのうち、みんながキラーキラーキラーって歌える日が来ますように。

「スイミー」

余裕でカメラ目線(演奏中です)

余裕でかっこつけ(演奏中です)

「BLACK BEE」

「相対性理論」

やっぱりカメラ目線(演奏中です)

新曲「傀儡」のMCに入ろうとしたら、バースデーソングが流れてきた。
ここで来るとは思わんかったぞ、首謀者は誰だ(笑)

「世界で一番好きな食べ物は、ホイップクリームです」

人と人は、糸なんかで繋がってはいない。
繋がっていないから繋がりを持とうとするし、
繋がっているかの確認が取りたくなったりもするのだろう。

糸は、時にはしがらみになり、
非常に邪魔なものにもなる。
でも誰もが、絶対に切る事ができない糸を持っていると、わたしは思う。

自分自身の心と体と、目標の自分やこうでありたい自分とを繋ぐ糸。

ピンチの時、
こんなに頑張らなくてもいいんじゃないかなって時、
わたしは天野に引っ張り上げられる。
ずっとそんな感覚がある。

わたしから「天野」を引いてしまうと、
ただのでくの坊だ。

そんな自戒を込めて、
このタイトルにしました。
「傀儡」

11月12日、配信リリースします。
各種配信サイトからダウンロードできますが、
iTunesだと、予約できて、発売日に勝手にダウンロードされる便利機能がついています。

iTunesのURL、貼っとくね。

https://music.apple.com/jp/album/kugutsu-single/1651183203

「巨大獣」

籠島さんのお時間です。

アンコールアリマス。

籠島さん&ウサギ=かわいい&かわいい。

今回も、無茶振りをありがとうございました。

アンコール「野蒜」

MCで伝えた通りの気持ちだけど、
独立してからずっとみなさんに支えて貰ってるのでね、
わたしからのありがとうの気持ち。

最後みんなで手を繋いで帰ろうって思ったら、盛大に無視されたので、
ワンコを連れて帰った。

ここからは現地組のみ、ダブルアンコール。

わたしの誕生日は、21年前、メジャーデビューした日です。
生年月日も、本名も、出身地も明かさないわたしだけど、
蠍座であるのは本当でね、
蠍座であるのを知ったファンの方が、
メジャーデビューした日をお誕生日として祝ってもいいか、わたしに尋ねてくれたのが、11月7日の公式誕生日のはじまり。

だから、その曲で締めましょう。
「菩提樹」

この曲のデモテープは、アコギの一発録りだった。
スケジュール上、時間がなくて、1コーラスしか作ってないデモだったと思う。

いろんな曲をすでにレコーディングしてたけど、
元プロデューサーが「菩提樹」をメジャーデビュー曲に選んだ。
その理由は、
追いかけもしなければ、かといって待つこともせず、
同じ場所で動かず立っている樹木ってのが、とても月らしいから、だそうです。

ケヤキとか桜とか銀杏とかと違って、菩提樹ってめっちゃ地味なのね。
そこもわたしっぽいと思うよ。

楽しいお誕生日ライヴをありがとうございました。
プレゼント送ってくださった方々もありがとうです。(タイヤのコーティング剤、地味にめっちゃ嬉しかったです。ちょうど切れたところでな・笑)

めっちゃ感動するものいただいちゃったので、後日に別途ブログ書きます。

終演後の楽屋。

スマホ覗き込んでなんの話してるんだろうな。上手に忘れてしまったよ。

撮影:小山幸佑


天野月 Birthday Live 2022
アーカイヴ一斉視聴会
11月12日(土)21時より開催

ツイッターハッシュタグ
#天野月バスラアーカイヴ視聴会
を使ってやってくださいね。

配信動画を、30分45秒まで進めたあたり(オープニングSE直前)で、スタンバイして、一斉に視聴開始しましょう。

バスラ2022、配信チケット11日の24時まで発売しています。
よろしくです。

https://eplus.jp/sf/detail/3736310001

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